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Android対応補聴器(ASHA)

ASHA(Audio Streaming for Hearing Aid)とは、2019年にGoogleがスマホから補聴器へ直接音声を送信できるように開発しました。この機能があるとスマホの音声を補聴器に直接送信して、補聴器をイヤホンのように使うことが出来ます。

Androidから補聴器へ直接ストリーミングしたい場合、確認が必要なことは2つ「スマホ側の対応」と「補聴器側の対応」の両方です。この記事では、買う前に確認すべき順番で整理します。

この記事でわかること

ASHAでできること/できないこと、対応の見分け方、対応スマホと対応補聴器の考え方、そして次の規格(LE Audio)までをまとめます。

参考リンク

Bluetooth補聴器、補聴器オーディオ開発秘話

ASHA対応のメリット

ASHA対応したスマートフォンと補聴器があると下記のようなメリットがあります。

  • 電話の声が補聴器に入り、聞き取りが楽になる
  • LINE通話も声が補聴器に直接入る
  • Youtube、spotifyで動画や音楽が楽しめる

最大のメリットは周囲のノイズに影響されず補聴器から直接スマホの音声を聞くことができることです。これは便利!

ASHA対応スマホ「AQUOS WISH4」とシグニア補聴器「IX」

ASHAが入っているスマホと入っていないスマホがある

シャープがASHA対応し、国内で人気のAndroidスマホはだいたいASHA対応になりました。しかし、一部のモデルでまだ非対応のスマホがあります。スマホを契約してからASHA非対応だった場合のショックは計り知れません。スマホを購入する前にしっかり補聴器と接続が可能か確認しましょう。

ASHA対応スマホ判別法

今はネットでSIMフリースマホや中古スマホも簡単に手に入りますが、ビックさんやドコモショップさんに行って店員さんに説明を受けながら契約するのが一般的です。その時、スマホの実機を触らせていただけると思いますので、下記の点を確認してから契約するようにしましょう。

ユーザー補助に補聴器の項目がある

ASHAに対応したスマホは、ユーザー補助に補聴器という項目が表示されています。この項目があればASHA対応スマホです。

ユーザー補助からASHA対応を確認する方法

操作方法

  1. 設定アイコン(歯車)をタップ
  2. ユーザー補助をタップ
  3. 補聴器の項目があるかチェック

ごくまれにこの補聴器の項目がなくてもASHA対応している場合があります。その場合は次の手を使います。(Xiaomi11Tがこのパターン、補聴器を接続すると表示現れます)

アイコンの変化で確認する

補聴器とスマホを接続して確認する方法

操作方法

  1. 補聴器を再起動(オフ→オン)
  2. 設定アイコン(歯車)をタップ
  3. Bluetoothをタップ
  4. 新しいデバイスとペア設定をタップ
  5. ご自身のお名前が出たらタップ
  6. アイコンがお耳のマークになったらASHA対応

※一部のスマホでアイコンがお耳マークに変わっても音声送信できない場合があります

ASHA非対応

アローズWE2

ASHA対応

アクオスウイッシュ4

ASHA+LEAudio対応

ピクセル10

ASHA判別まとめ

Androidスマホと補聴器を接続し、音声がお耳に直接届く「ASHA」の判別まとめです。

  • 設定>ユーザー補助>補聴器 の有無
  • 補聴器とスマホをペアリングしてアイコンがお耳のマークに変わるか?

この方法でASHAを判別することができます。ぜひスマホご購入前に確認してみてください。※メニュー名や表示は、メーカー・Androidのバージョンで少し異なる場合があります。

ところで、ASHA判別をしていると見慣れない設定項目が出てくると思います。

この画面はGooglePixel10で補聴器をペアリングしたときのものです。LE Audio 音声の品質が向上します。とあります。これは見逃せません!

ASHAの上位版、LEAudioが使えるかも

Androidスマホと補聴器をつなぐ技術には、現在「ASHA(アシャ)」と「LE Audio(エルイーオーディオ)」の2つの規格が混在しています。「どっちを選べばいいの?」と迷われる方も多いですが、結論から言うと「これからはLE Audioが主流」になります。その違いを、補聴器ユーザーのメリットに絞って整理しました。

ASHA(これまでの主流)

Googleが独自に開発した、スマホから補聴器へ音を飛ばすための「専用道路」のようなものです。

  • 特徴: 多くのAndroidスマホと補聴器で既に使われている。
  • 注意点:飛距離が短め、音質はLE Audioと比較すると落ちる

LE Audio(これからの新規格)

Bluetoothの世界共通規格として新しく誕生した、いわば「最新の高速道路」です。

  • 特徴: 音質がさらに良く、消費電力が少ない(電池が長持ち!)。
  • 注目機能:ハンズフリーに対応(補聴器のマイクで自分の声を拾います)
  • 注意点:Androidの一部で使用可能、2026年1月現在iPhoneは非対応
左からXiaomi POCO X7Pro、GalaxyS24、Google Pixel8

ピクセル8など最新モデルではありませんが、LE Audioが使えます。Googleさんの長期サポートは本当に助かります。XiaomiさんのスマホはLE Audioが使えるものと使えないものがありますので購入前に事前チェックが必要です。

ASHA対応補聴器

Androidから補聴器へ直接音声送信(ストリーミング)を行うためには、補聴器もASHAに対応している必要があります。補聴器によっては、iPhoneからのストリーミングには対応しますが、Androidは不可という補聴器がありますので購入時確認してから補聴器を購入しましょう。

  • 🌟ビビア
  • 🌟サビー
  • 🌟ネクシア(耳あな型のCICは×)
  • オムニア・オムニアマリー(耳あな型のCICは×)
  • ワン・ワンマリー(耳あな型のCICは×)
  • キー3・4(キー2は×)
  • クアトロ
  • 🌟Intent全モデル
  • JetPX(Bluetooth非搭載モデル除く)
  • Real全モデル
  • More全モデル
  • OWN(Bluetooth非搭載モデル除く)
  • プレイPX
  • 🌟IXシリーズ(耳かけ型のみ)
  • AX全モデル

シグニアは、NXシリーズ・XシリーズはASHA非対応です。

  • 🌟エッジAI
  • ジェネシス(Bluetooth非搭載モデル除く)
  • エボルブ(Bluetooth非搭載モデル除く)
  • リビオ(Bluetooth非搭載モデル除く)
  • 🌟エンビジョン
  • 🌟コメンス
  • 🌟シリーン
  • アチーブ
  • イマジン
  • アメイズ
  • リライ(2シリーズ×)

🌟がついている補聴器はLE Audioも対応しています。

補聴器とスマホ、組み合わせが重要

補聴器を選ぶ際、聞こえの確保、音質の好み、様々な騒音抑制、付加機能、形状、カラーなどユーザー様が選ばれる視点はたくさんあると思います。それに加えて自分の所有しているスマホと補聴器が接続できるかどうか、選定するときの大きなポイントになると思います。補聴器とスマホの選び方を下記にまとめました。

スマホ選びに迷ったら

スマホ選びに迷ったら。。。毎月スマホを買う人こと当店店長おすすめモデルをご紹介いたします。現在、15台ほどAndroidスマホを所有していますが、新品を購入したのは2年前に1回だけ。あとはすべて中古です。中古でも良質なスマホを取り扱う「じゃんぱら」さん、「ソフマップ」さん、「イオシス」さんで購入するのもおすすめです。

GooglePixelシリーズ

現行で販売されているピクセルはすべてASHA対応、アップデートすればLE Audioも利用できます。アップデート期間も長いので最も無難な選択肢です。aがつくシリーズは中古でも格安で出回っていますのでお財布のダメージも少な目です(笑)7a、8、10を所有。

GalaxyS、Aシリーズ

現在のメインスマホはGalaxyS24無印です。(無印とは24の後にウルトラとかFEとかつかないモデルのこと)小型でハイスペック、LE Audio、Auracastアシスタントが使え補聴器との親和性がとても高いスマホです。もうじき26が出るようですが、まだまだこれで頑張ろうと思います。なお、イオシスさんで8万円ほどで購入。A54も所有。

ゲームなしならAQUOS wish

この記事を書くためだけにwish4を購入して2日ほど使用しています。バッテリー持ちが良く、頑丈、ハードな使用がなければこれでもいいのではないでしょうか。以前はwishとASHAの相性が良くありませんでしたが、購入して検証したら問題なく接続して電話が出来ました。

まとめ

ASHAは、Androidスマホの音声を補聴器へ直接送れる仕組みです。
電話の声やLINE通話の声、YouTube・Spotifyなどの音が補聴器に入るため、周囲の騒音に影響されにくく、聞き取りが楽になります。

ただし、Androidでストリーミングするには
「スマホがASHA対応」かつ「補聴器がASHA対応」
この2つが揃う必要があります。契約や購入のあとに「非対応だった…」を避けるため、事前確認が重要です。

ASHA対応スマホの確認(買う前のチェック)

  • 設定 > ユーザー補助 >「補聴器」の項目があるか確認
  • 項目が出ない場合は、補聴器をペアリングしてアイコンが「お耳マーク」に変わるか確認(※一部の機種では例外もあります)

さらに最近は、ASHAだけでなく LE Audio(次世代の規格) が使えるスマホも増えてきました。LE Audioは音質や省電力の面でメリットがあり、今後主流になっていく可能性があります。設定画面にLE Audio関連の項目が出る場合は、見逃さないようにしましょう。

最後に大切なのは「スマホと補聴器の組み合わせ」です。
聞こえや音質の好みだけでなく、普段使うスマホと無理なくつながるかも、補聴器選びの大事なポイントになります。

迷ったら補聴器をフォナック(ユニトロン)にする

補聴器をフォナックにするとiPhone/Android/Windwos/MacなんでもBluetooth接続ができます。フォナックの音質や聞こえ方に抵抗がなければ通信系はフォナックにまとめてしまうと楽です。

補聴器をフォナックにするメリット

Bluetoothクラシックを使っているのでどのスマホでもOK

耳あな型は安心のMade in Tokyo(一部が中国、ベトナムに移管されました)

ロジャーなど通信機器が豊富

補聴器をフォナックにするデメリット

現行モデルの補聴器がやや高価

電池の消費がかなり早い

2026年現在LE Audioは未対応

最後までお読みいただきありがとうございました。当店ではASHAスマホやAuracastを店頭体験できるように各種機器を取り揃えております。補聴器のご相談、ご試聴は1か月間無料で行っております。お気軽にご相談くださいませ。

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