いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、立川市・昭島市で開始された補聴器購入助成制度の対象地域がさらに広がりましたので記事をアップしたいと思います。助成制度は立川・昭島より先に日野・小平が開始していましたが、手続きの関係で当店は対象外店舗になっておりましたが、令和7年4月よりお手続きが整いましたので対象地域を拡大致しました。
補助金・助成金を利用して補聴器を購入、おすすめ補聴器を6種類解説しました
補聴器助成金制度の対象地域拡大
- 立川市・昭島市に加え、新たに日野市・小平市・府中市・八王子市が対象に。(令和7年4月1日より)
- 助成金額:40,000円(小金井市30,000円、武蔵野市50,000円)
助成金を受けるための条件と手続き
- 対象者:年齢・収入条件あり(課税世帯・非課税世帯で異なる)。
- 対象機器:補聴器のみ(集音器は対象外)。
- 必要書類:耳鼻咽喉科の意見書(市役所でフォーマット入手)。
手続きの流れ
- 市役所で条件確認・必要書類受取
- 耳鼻咽喉科で聴力検査・意見書取得
- 認定補聴器専門店で相談・試聴・購入
補聴器販売店の選び方
- 資格:認定補聴器技能者が在籍、認定補聴器専門店であること。
- 設備:防音室、実耳測定(REM)、耳型3Dスキャン(オトスキャン)などが揃っているか。
- 価格:メーカー・機種選びでコストを抑えられる。
おすすめ補聴器と価格
- 特別価格:278,000円(メーカー価格 413,000円)
- 助成金適用でさらに負担軽減
- 小型・充電式で電池交換不要
- 紛失保証1年付き
- 海外で高評価
- 耳かけ型でもオプションでマイク追加可能
試聴制度あり
- 1か月間無料試聴可能
- 複数メーカーの製品を比較できるので最適な補聴器を選べる。
補聴器購入助成制度の対象地域が拡大し、より多くの方が利用可能に。補聴器選びは「資格・設備・価格」を重視し、試聴を活用するのが重要。認定補聴器専門店での購入がおすすめ!




当店がお取り扱いできる助成制度実施の市町村(三多摩)
助成金の申請する日にご注意ください
立川・昭島・青梅市以外は、令和7年4月1日より申請できます。(当店の場合)
助成金制度のポイント
購入時に助成金の対象となるものは、補聴器(管理医療機器と明記している市もあり)、集音器は対象外
ご年齢・ご年収の制限あり
対象の方のご年齢やご収入(課税世帯・非課税世帯)などいくつか条件あり
耳鼻咽喉科の意見書が必要
助成金を受けるにあたり耳鼻咽喉科の意見書という書類が必要。意見書のフォーマットを事前に市役所でもらう必要あり。
助成金の相談から補聴器購入までの流れ
補聴器助成金の支給を受ける際の大まかな流れを解説します。大まかな流れはどの市も変わりませんが、一部販売店の見積書が必要な市もありますので注意が必要です。

助成金を希望する場合、ご年齢・ご年収など確認が必要なため、まずは市役所に相談し必要な書類をもらっておきましょう。


耳鼻咽喉科を受診して聴力検査などを受け、意見書を先生にご記載いただきましょう。

補聴器は試聴が大切
試聴の段階でしっかり補聴器を調整してもらい、「自分に合っている」ことを実生活で確認し、購入を決定しましょう。
市役所でも試聴してから購入しましょうね。と説明をうけると思います。試聴はすごく大切です。
補聴器販売店の選び方
お店選びのポイントは3つ、まずはここをしっかりインターネットでリサーチしてお店に足を運びましょう。
資格
資格がないと助成金を受けられませんのでこれはかなり重要
設備
補聴器を正確に調整できる設備がないと始まりません。
価格
メーカーや器種を選べば価格を抑えることが可能
資格

これはマスト
まず助成金の対象となる店舗を選ばないと助成金が支給されません。助成金の対象となる店舗は下記の条件を満たす必要があります。
- 認定補聴器技能者が在籍しているお店
- 認定補聴器専門店を取得しているお店
これが満たされていないと話にならないのでまずはこの2つを取得しているか確認しましょう。確認方法は「認定補聴器技能者 テクノエイド」で検索すると検索システムが出てきます。
設備
ここに着目

- しっかりした防音室がある
- 補聴器を着けた状態と外した状態を比較できる
- 複数メーカーを取り扱っている
認定店を取得していると防音室や補聴器の「ありなし」測定装置は普通に設置されていると思います。が、防音室がちゃんと防音されていないと補聴器のありなし測定がしっかり出来ません。
あと、複数メーカーを取扱いしていることも結構重要。このメーカーだとあの機能が使える、でも取扱いしていないから体験できないということになってしまいます。特にワイヤレス機能についてはメーカーごとに違いがありますので最低でもスイスのフォナックとあと2社くらい取扱いしているお店を選びましょう。
最新設備があると時短になる
- 耳型3Dスキャン
- 実耳測定が出来る装置(REM)
- 遠隔調整

オトスキャン
お耳の形を3Dスキャナで採取する「オトスキャン」を導入していると耳あな型補聴器が「より高い精度」で作製できます。オトスキャンはお耳の形を90%以上の精度で再現できます。耳栓(イヤモールド)もオトスキャンで作製可能です。

実耳測定(REM)
お耳の中にマイクが繋がった1㎜の柔らかいチューブを差し込み、補聴器から補正した音声がしっかり鼓膜面上に届いているか、測定し調整する方法です。実耳測定を実施した場合、補聴器の調整回数が半分近くまで減った調査結果もあります。※オーティコン社調べ
遠隔調整

お店に行かなくてもちょっとした設定変更や微調整がスマホで行える補聴器があります。(海外メーカーは大体実装しています)ビデオ通話型とデータ送信型があり、データ送信型はお店の方が送信した調整データを好きな時に補聴器に反映させることが出来ます。
どうやって確認すればいいの?
直球勝負でメール・お問い合わせ欄・電話で聞いてしまうのが早いと思います。
「認定技能者いますか?認定店ですか?」
「補聴器の効果を測定できますか?」
「オトスキャン設置していますか?耳型は3Dですか?」
「実耳測定 REM(レム)出来ますか?」
以上です。1つ目の質問で技能者いない・認定店ではないことがわかったらスルーしちゃえばOKです。
実耳測定(REM)は時短のため

調整に何度も通ったけどなかなか合わないのよねーというお話を聞くことがあります。補聴器には、処方式というものが入っており、この聴力ならこれくらいの聞こえにしましょうねという目標値があります。
聴力をパソコンに入力して補聴器を接続すると自動調整が行われある程度、聴力に合わせた音量に設定されます。これをファーストフィットと呼びます。ファーストフィットは年々精度が高まっていますが、ファーストフィットのままだとまだまだ調整が合っていない部分が出てきます。
目標値とファーストフィットとの差を調整すること
これは実耳測定を行わないと調整者は「目標と実際の差」を見ること、知ることができません。
下のグラフは、グレーのラインが①目標値 ②専用のオーダーメイド耳栓を取付した補聴器で実測した値 ③既製品の耳栓で実測した値 の3種類を表示しています。見方や意味は置いておきまして、①と②はほぼ目標と実測が一致しています。①と③はかなりずれています。ずれがあると極論聞えにくいという結果になります。


③の状態を②の状態に修正してスタートラインに立ちます。スタートラインから補聴器の経験やお好みに合わせて修正を行い仕上げていきます。③のラインですとスタートラインにすら立てていません。
実耳測定はこんな感じで行います


迅速にスタートラインに立つ=調整のためにお店に行く回数減らし時短につながる
助成金を使った補聴器購入 おすすめ6選
おすすめ補聴器の記事はこちらに移動しました。国立市以外の市町村の方もぜひご覧ください。
この記事が気になったら
当店では、補聴器のご相談・1か月間無料お試し・補聴器を着けたときの「効果の見える化」を実施して、効果のある補聴器のご提供に努めております。ご相談・ご試聴は無料で行っておりますのでお気軽にご相談くださいませ。
立川補聴器センター 電話番号:042-527-8555