こんにちは、立川補聴器センター通販担当の房宗(ふさむね)です。
本日は、WIDEX(ワイデックス)の補聴器とガラケー(フューチャーフォン)の接続をご紹介いたします。
(ガラケーという言葉はあまり好きではありませんが、こちらのほうが一般的かと思い記載しております)
WIDEXのコールデックスとは、電話の音声を無線で補聴器に送りクリアーな音声をお楽しみいただけるアダプターです。
ただこれは、iPhoneやスマートフォンを対象としておりまだまだ30%以上シェアがあるガラケーのことを
あまり考慮した商品とは言えません。(ちなみにiPhone7はイヤホン端子がなくなり使用できない。。。)
「頑丈」「充電長持ち」「メールと電話なら高額なパケット契約しなくてもよい」などガラケーの良いところは色々ありますが、携帯キャリアの事情でしょうか、どのお店に行ってもスマホ押しなのが残念です。。。
話はそれましたが、このワイデックスのコールデックスをガラケーで使用できないか?
検証いたしましたのでご覧ください。
●ガラケーとコールデックスの接続
接続は、マイクロUSB端子を搭載したガラケーが対象です。
コールデックスは、イヤホン端子と接続する仕組みになっているので携帯電話のマイクロUSB端子をイヤホン端子に変換するアダプターが必要です。ネットで探しているとアマゾンで発見、ぽちっと行っときました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01KM00ASO/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1>13
●携帯電話本体の設定
今回は手持ちの携帯電話「au グラティーナ」を使用いたしました。こちらはちょっと前までauのガラケーでとても人気のあった機種で、中古携帯市場に沢山出回っております。近所のブックオフで2,980円で入手しました。
メニュー画面より 機能設定>音/バイブ/ランプ>イヤホン設定とすすみマイクなしにチェックを入れます。これで携帯電話の受話口が有効となり、普通に電話をとることでお話しが可能となります。
●補聴器の設定
WIDEXのコールデックスは補聴器の設定が必要ありません。以上のようにセットしていただき普通に電話をかけるだけでお相手の音声が直接補聴器から聞こえます。これは簡単ですねー。ちなみにコールデックスの電源は、補聴器用のボタン電池を使用します。(PR536という一番小さい電池)
※クリアーに聞こえるかどうかは補聴器の調整やご聴力、語音明瞭度により異なります。すべての方が同様の効果を得られることを保証してはおりません。ご了承ください。
※すべてのマイクロUSB端子の携帯電話の動作は保証しておりません。(今回実験したau グラティーナはうま使えました)
●利用できるワイデックス補聴器
・ユニーク(CIC-Mという小型の耳あな式は非対応)
・ドリーム(CIC-Mという小型の耳あな式は非対応)
・デイリーの一部機種
ちなみにメーカーさんに確認したところ、ガラケーは未検証、基本はスマートフォン、iPhoneを対象としているとのこと、また接続が不安定になるとの回答がありました。一応、わたくしで色々試した結果、強力な両面テープで携帯電話本体に固定すれば通信も安定し、補聴器からしっかり音声が入ってきました。
以上本日の補聴器小ネタでした。
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