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オトスキャンで作製できるイヤモールドをご紹介いたします チャットGPTが一部を解説!

当店のブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、耳かけ型補聴器の耳栓(イヤモールド)のサイズ形状をご紹介致します。当店で補聴器をご購入いただいたお客様のご協力をいただき同じお耳で各種イヤモールドを装着いただきお写真をいただきました。イヤモールドをご購入される際のご参考になれば幸いです。

また今回から解説の一部をチャットGPTにお手伝いいただきます。

チャットGPT
チャットGPT

OTOSCANは、イヤーモールドの作成に使用されるデジタルスキャン技術です。この技術は、3Dスキャナーを使用して、耳の形状を正確に測定し、イヤーモールドの形状を設計することができます。

OTOSCANは、従来のイヤーモールド作成方法に比べて、高速で正確な測定が可能であり、測定のために使用される材料も、従来のイヤーモールド作成方法で使用される粘土やシリコンなどの材料よりも安全であり、より快適なスキャン体験を提供します。

イヤモールドの種類

当店でお作りできるイヤモールドは大きくわけて5種類あります。青い部分は補聴器本体、お耳についている赤い部分がイヤモールドです。

イヤモールドの種類

CIC(しーあいしー)

ミニカナル

カナル

スケルトン

セミカナル(ハーフ)

フルサイズ

イヤモールドって何ですか?

耳かけ型補聴器をお耳に装着するときの耳栓です。イヤモールドはお耳の形を採取してその方その方に合わせてオーダーメイドで作製されています。

①お耳の3Dスキャン

②メーカーさんがPC上で設計

③出来上がったイヤモが届きます

チャットGPT
チャットGPT

イヤモールド(英語: ear mold)は、耳の形に合わせて作られた、耳に装着する音響機器の部品のことです。主に、補聴器やイヤホンなどに使用されます。

イヤモールドは、耳の形やサイズに合わせて作られるため、装着感が良く、外部の騒音を遮断する効果もあります。また、音響機器の音質や音量の調整にも役立ちます。

イヤモールドの目的

耳かけ型補聴器を装用する際に使用するイヤモールドには3つの目的があります。

イヤモールドを使用する理由
  • 補聴器の脱落防止
  • ハウリングの防止
  • 音を逃がさずお耳に届ける

補聴器の脱落防止

耳かけ型補聴器を装用するとき2パターンの装用方法があります。(※装用とは補聴器を着けることです)

ワイヤレスイヤホンのイヤピースのように大中小の既に出来上がった耳栓で装用する方法で、もっとも手軽に補聴器を装用することができます。

手軽な反面、お耳にフィットしないと補聴器が外れやすくなったり、お耳が痛くなったりすることがあります。

イヤモールドとはお耳の形を採取して、お耳の形に合わせた耳栓です。お耳の形状に合わせてあるので外れにくく、音が外に漏れて発生するピーピー音(ハウリング音)も発生しにくくなっています。

店長
店長

イヤモールドはお耳の形に合わせて作製されているので外れにくく安心して補聴器をご利用いただけます。

ハウリングの防止

最近の補聴器はハウリング抑制が強力にかかるので昔のようにピーピーと音がなることは少なくなっています。ハウリングするとホワホワホワーと音がでます。また、「ハウリングする=抑制するので調整した値より出力が落ちる」補聴器もありますのでハウリングさせないことが補聴器調整で重要になります。

チャットGPT
チャットGPT

ハウリング(英語: howling)は、音響現象の一つで、音声や音楽などの音がスピーカーから出力され、マイクロフォンによって拾われた際に、再びスピーカーに戻ってしまい、それが繰り返されることによって生じる、高周波の鳴りや歪みのことを指します。

ハウリングは、スピーカーからの出力音がマイクロフォンによって拾われた音声と同じ周波数や位相になると発生します。このため、一般的には、音量が大きくなった場合や、スピーカーとマイクロフォンの距離が近い場合に発生しやすく、スピーカーとマイクロフォンの位置関係を調整することで防止することができます。

ハウリングは、音声通信や音楽ライブなどの場面で起こることが多く、聴覚に悪影響を与えることや、音声の聞き取りにくさを引き起こすことがあるため、予防策を講じることが重要です。

店長
店長

イヤモールドがお耳にフィットしていればハウリングを防ぐことができます。フィットしているイヤモールドでどれくらいハウリングが防げるか、詳しくは下記記事をご覧ください。

フル3Dで作ったイヤモールド「3Dイヤモールド」が良好だった ~耳型3Dスキャナを使った耳型採取~

音を逃がさずお耳に届ける

チャットGPTが「音響機器の音質や音量の調整にも役立ちます」と解説しています。イヤモールドがお耳の形に合っていないと補聴器が出力した音が鼓膜面上に届かず補聴器をつけていても聞こえにくという状況が発生します。

イヤモールドを装着したイメージ

イヤモールドがフィットしていると補聴器が増幅した音を逃さずお耳に届けてくれます。逆にフィットしていないと上記でご説明したハウリングが発生したり、補聴器をつけているけど聞こえにくいという状況が発生してしまいます。

イヤモールドの違いをREMの結果で比較してみました

お耳にフィットしたイヤモールドとフィットしていないイヤモールドがどれくらい聞こえが違うか?実耳測定(REM)で比較してみました。フィットしていないイヤモールドは250~1KHzが目標値に届いていないことがわかりました。フィットしているイヤモールドは、グレーのライン(目標値)と青いライン(実測値)がほぼ一致しています。

チャットGPT
チャットGPT

Real ear measurement (REM) は、補聴器の適合性を評価するために行われる検査の一種です。REMは、補聴器を装着した個人の耳にマイクロフォンを挿入し、実際の聴力測定を行うことにより、補聴器の出力が患者の個々の聴力損失に適合するように調整することができます。

REMは、補聴器を調整するために非常に重要なツールであり、補聴器の効果を最大化することができます。REMにより、補聴器の音量、周波数応答、およびその他のパラメーターが調整され、患者の聴力損失を最も効果的にカバーするように補聴器が調整されます。

イヤモールドがお耳に合っていると、グラフ(左)のように②実測値は①目標値に近い調整となります。その結果、低い周波数から高い周波数まで全体的にズレが少ない調整となり、より「自然な聞こえ」に感じます。

イヤモールドがお耳に合っていないと、グラフ(右)のように②実測値は①目標値に届かない調整となります。例えばイヤモールドの仕上がり緩い(グラグラする)場合、せっかく補聴器で音を増幅しても、イヤモールドの隙間から音が抜けてしまい、鼓膜面上まで音が届けることができません。(特に低周波数)その結果、補聴器をしても「聞こえない」「キンキン響く」というご不満に繋がってしまいます。

イヤモールドの種類・名称・役割

イヤモールドは種類がいくつかあります。ご聴力の状態によってサイズや形状を変える必要があります。

名称適合聴力特徴
カナル軽~高スタンダードなサイズ
お選びになる方多い
装用しやすい
セミカナル中~重カナルより安定感あり
ハウリングを抑えやすい
ミニカナル軽~高カナルよりサイズ小さめ
お耳との接触面をへらし
快適性を上げられる
フルサイズ高~重耳介全体を覆うタイプ
ハウリングの抑制が目的
高~重のご聴力向け
シーアイシー軽~中耳道と入り口で支える
目立ちにくいサイズ
お耳の形状によっては抜けやすい
スケルトン軽~重フルサイズで中央を
くりぬいた形状
耳介の蒸れ防止に

印象材ではなく3Dスキャンでイヤモールドを作るメリット

採取時間が短い

オトスキャンに慣れている方なら耳型採取は3分程度で終わります。オトスキャンの練習用キットがありそれで練習すれば経験が少ない方でも比較的正確な耳型が採取出来ます。(認定補聴器技能者に限ります)

お客様の負担が少ない

オトスキャンでこれは行いません

印象材(耳型を採取するシリコン)を使う場合、①お耳にオトブロックというスポンジを詰める ②そこに印象材を流し込む ③5分ほど動かずじっとしている ④片耳2回採取する という工程があります。その間じっとしている必要があり、お耳にあれこれ入ってくるので人によっては緊張したり、動いてしまって型崩れが起きる可能性があります。オトスキャンは短時間かつお耳に非接触のためお客様の負担は少なめです。

耳型データが残っている

採取した耳型は3Dスキャンデータとしてクラウド上に保管されています。紛失時、急いでイヤモールドが必要な場合は過去のデータから再度作成することが可能です。また、モールドの色変更や形状変更も再度耳型採取せずデータから起こすことが出来ます。

形状の崩れがほぼない

印象材をお耳に注入した際、動いてしまうと形状が崩れることがあります。印象材による耳型採取の場合、硬貨に片耳1回で5分×2(両耳)×2(回数)なので最低20分はかかります。さらに印象材の準備などで20分で終わるのは難しいと思いますので、最低30分程度は座ってじっとする必要があります。その間に口や頭が動くと型崩れの原因になります。

オトスキャンは片耳3分×2(両耳) きれいに取れれば1回でOKです。PCの準備などを含め10分程度で耳型採取が終わります。10分程度なら我慢できそうですよねー・

耳型が正確なのでハウリングが起きにくい

他の記事でも書きましたが、オトスキャンで作ったイヤモは痛みもなくハウリングが起きにくくなっています。これは耳道に対しスキャンデータが正確なためです。印象材だと耳道の皮膚が押され膨らんで採取することが多くなり、その結果イヤモが皮膚に対し強く当たる部分と弱く当たる部分が出てきます。(作り方、採り方に影響しますが)オトスキャンで採取した耳型はそれが起きにくくなっています。

印象材で採取した耳型

オトスキャンで採取した耳型

上の写真は、印象材で作製したイヤモールド(左)とオトスキャンで作製したイヤモールド(右)の比較です。まったく太さが異なることがわかります。(その方の体形変化などの要因も考えられます)

オトスキャンで耳型採取されたレビュー

オトスキャンで耳型採取を経験された方のレビューを見つけました。筆者さん曰く「大仏みたいになってた」。

まとめ

今回は、イヤモールドの種類・イヤモールドの目的・イヤモールドを作るための耳型採取について解説致しました。新しい試みとして一部の解説をチャットGPTから引用しています。いかがでしたでしょうか。

立川補聴器センターでは、イヤモールドの作製はほぼ100%オトスキャンの耳型を使用しており好評いただいております。結構遠方からイヤモールドの作製だけでご来店される方もいらっしゃいます。イヤモの交換をご検討でしたらぜひ当店にご相談くださいませ。