シグニア「AX」　ASHA(Audio Streaming for Hearing Aid)を検証します

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今回は、ASHA(Audio Streaming for Hearing Aid)を実装したシグニア「AX」が各種ASHA対応端末とペアリングできるかチェックしました。先日、シグニアの営業さんがご来店され「ASHAに対応しているか問い合わせがあるが実機がなので検証できない」とのご相談を受けました。よっしゃ、ASHA対応端末５台所有しているので検証してご協力しましょう！

シグニアさんの公式サイト

検証開始！ソニーXperia 1ⅱ⇔シグニア5AX

以前から噂のあったSony Xperia 1ⅱ中古購入したASHA確認します。Xperia1ⅱは約2年半前に発売されたXperiaのフラグシップモデルです。ちょっと古いですがSOCはスナドラ865搭載、今回はRAM8GBモデルを購入しました。10年ぶりぐらいにXperia を購入しましたが、結構軽くてタッチの反応も悪くないです。おサイフ、防水、無線充電　三種の神器も備えています。

いつものことですが、ASHAの検証記事なのにスマホのレビューも入ってしまうのが「僕の悪い癖」

シグニア5AXとXperia1ⅱをペアリング！思わず「マジ？？」って声が出てしまいました。

ペアリング後、Bluetoothのアイコンがお耳のマークになるとASHA対応端末です。ばっちり！Xperia1ⅱはお耳のマーク変わりましたのでダイレクトストリーミングが可能です。

Androidスマホと補聴器のダイレクトストリーミングについては下記記事をご参照ください。

ダイレクトストリーミングが出来ると電話音声・動画音声（YoutubeやTikTokなど）が補聴器に直接送信され、補聴器をイヤホンのように使用できます。

Android対応補聴器（ASHA）

Xiaomi 11TPro、Mi 11 Lite 5G

この2機種は当店ブログやツイッターで何度もご紹介しているのでご存じの方も多いと思います。XiaomiさんのスマホはXiaomiブランドとRedmiブランドにわかれています。Redmiブランドは機能を落とした廉価モデル、フラグシップモデルはXiaomiブランドで出ています。

Xiaomiさんの公式に確認したところ、現在国内販売しているXiaomiブランドのスマホはASHA対応との回答でした。メーカー公式さんがASHAに回答いただけるのは結構珍しいと思います。

XiaomiのスマホはMIUIというカスタムしたAndroidを使っているのでXperiaやGooglePixelとペアリングできたときの表示が異なります。上記画像をご覧ください。ASHA対応補聴器がペアリングされると「アクティブに接続されました」と表示が変わり、お耳のマークが左に表示されます。また接続されている補聴器の名称・アイコンがブルーに色反転しますのでわかり訳すなっています。

余談ですがXiaomi11TProと最新モデルXiaomi12TProは神ジューデンと呼ばれる超高速充電器がなんと同梱されています。iPad (第9世代)に同梱される充電器は20Wに対しXiaomi11T・12Tに同梱される充電器は120W。

ゼロ状態から満充電まで約20分くらいで終わります。これは早い！

もう1つXiaomiの良いところ。LINEアカウントやツイッター、DropBoxなど同じアプリを2つインストールできます。これはかなり重宝しています。僕はDropBoxを2つ入れて、会社用と個人用でわけて使用しています。このデュアルアプリ（ツインアプリ）は、Xiaomi以外にGalaxyも使えるようですね。

まとめ

今回は、ASHA対応最後発メーカー、シグニアAXがXiaomi・Xperiaとダイレクトストリーミングできるかを検証しました。最近店舗にご来店のお客様でiPhoneからAndroidに乗り換えする方が多くなっております。iPhoneの新型モデルは2年後の返却プログラム（スマホお返しプログラムなど）を利用しないと軽く10万円を超えてしまいます。

その一方Pixel7やXiaomi11TProは5万円～7万円で新品即購入で販売していますのでAndroidのほうが価格を含め魅力的になっています。自分もiPhoneは12miniでやめてPixel5→Xiaomi11Lite5G→Xaiomi11Tpro→Xiaomi12TProとAndroidを乗り継いでいます。

最後に余談ですが、シグニアAXはストリーミング時の音質がすごくいいです。（これって僕の感想ですが）イヤチップでも低音が効いています。ストリーミング時にシグニア独自のチューニングがされているようですね。