オーティコン補聴器(oticon)　2024年モデル「インテント（Intent)」登場！リアルからの変更点をまとめました

いつも当店の記事をご覧いただき誠にありがとうございます。今回はオーティコン補聴器が放つ2024年最新モデル「インテント」をご紹介いたします。

More、Realからフルモデルチェンジ

オーティコン「インテント」は、More・Realから続いていた筐体を一新、補聴器の心臓部「チップ」と言われる部品も新チップへ変更、充電器、スピーカーユニット共にすべて新しく変わりました。大きな変更点、お客様が気になる変更点をピックアップしてご紹介いたします。

インテント1を使ってみた感想はこちらから

オーティコン インテント レビュー　4Dセンサー/第３世代 AI補聴器を1日使ってみた　ハードオフ/二郎系ラーメン/WRX Stiでインテントを試聴！

じぶんセンサー、4Dセンサー

上位モデル「インテント１・２」が新たに実装するセンサー、じぶんセンサー（4Dセンサー）がインテントの最大の特徴です。

4Dセンサーのイメージ

センサー①　会話活動

会話が行われているかどうかをモニターし、その情報をシステムに伝え、会話音声を優先的に処理するように指示します。

センサー②　頭部の動き

頭の動きは、コミュニケーションの意図を理解する上で重要です。ユーザーが頭をどのように動かしているかあるいは頭の動きがあるかを検知し、その動きからコミュニケーションの状況を理解します。

センサー③　音響環境

ユーザーの周囲360度の音の情景の詳細を収集します。音の情景は同一の環境の中でも、また環境や状況の変化に伴っても変わります。

センサー④　身体の動き

物理的な身体の動きに対応し、空間認識に関するサポートを増やす必要性があるかの予測に役立ちます。

当店イメキャラ みおんちゃん

身振り手振りや体と顔の動き、会話の有無をセンサーがキャッチして補聴器に情報を送ってくれて聞き取りのお手伝いをしてくれます。

形状

モアリアルと比較すると厚みが増しています。

モアリアルは、ボリュームやプログラム変更を行うボタンが上下にあるシーソータイプを採用していましたが、インテントは片耳1ボタン式へ変更されています。

カラーバリエーション

本体カラーは全9色展開。オーティコンの補聴器は地味目のカラー展開が多かったですが、今回はスカイブルーとハニーベージュの新色が投入されました。

充電器

モアの後期モデルから導入されたバッテリー内蔵式の充電器「スマートチャージャー」が廃止され、据え置き型の充電器になりました。充電器変更に伴い、非接点式充電から接点式充電に変更されています。これは充電速度を上げるために変更されたと思われます。

ICチップ

補聴器の頭脳・エンジン、ICチップも一新、新チップ名は「SIRIUS™」。Bluetooth5.3　LE Audioをサポート、新機能「じぶんセンサー（4Dモーションセンサー）」搭載、スピーカーユニットの個体差を自動補正するセルフキャリブレーション機能など新機能もりもりです。

オーティコン補聴器の進化

	チップ名/世代	搭載補聴器
	シリウス　2024年 4Dセンサー、DNN2.0、Bluetooth LE Audioを搭載した最新チップ	インテント１～４
	ポラリスR　2023年 2021年モデルポラリスがアップデート小さな突発音、風切り音抑制を搭載	リアル１～３
	ポラリス　2021年 初のAI搭載補聴器「モア」に実装 学習済みAIを搭載し、1000万通りの音環境を自動認識	プレイPX１・２ ジルコン１・２ オウン１～５
	ベロックスS　2019年 オープンの弱点だったハウリング抑制を強化したアップデートモデル	エクシード１～３ エクシードプレイ１・２ オープンS１～３ G300SC
	ベロックス　2016年 世界初360°の音を集音してスピーチかノイズか振り分けする補聴器「オープン」を世にリリース	ジェット１・２

Bluetoothが進化　LE Audio対応

オーティコン　リアル・モアがiPhone/Androidとペアリングして音声を補聴器で直接聞くことができるストリーミング機能がさらに進化。高音質・低電力消費なLE Audioに対応致しました。

LEオーディオの詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。

【検証】次世代LE Audio搭載補聴器と従来型がどう違うか、実耳測定で比較してみた　Bluetooth比較視聴

インテント　テクノロジーレベル

オーティコン新モデル「インテント」のテクノロジーレベルは、全4レベル構成。大きくわけるとじぶんセンサー（4Dセンサー）内蔵は、上位2モデル、インテント3/4は4Dセンサー非搭載モデルとなります。

インテント　当店の販売価格

インテント　当店の調整

当店はオーティコン補聴器を調整する際、実耳測定（REM）という測定を行いその結果に基づいて適切な調整を行っております。このREMついては、過去の記事をご参照ください。

REM（実耳測定）を導入しました

オーティコンの補聴器はこの実耳測定（REM）とそれに基づいた調整を自動で行う機能「REMオートフィット」が実装されています。何をするかは、下記動画をご参照ください。（字幕を自動翻訳できます）

結構長い動画ですが、実際には調整者が慣れていれば10分程度で終わります。

REMオートフィットの工程

REMオートフィットは3工程で終わります。所要時間は約10分～15分、REMオートフィットの後に補聴器の効果測定を実施して問題なければ調整完了です。REMオートフィットは両耳同時に調整しますのでかなり短時間で調整が可能です。

プローブチューブをお耳に挿入

直径約1.2㎜のやわらかいチューブをお耳に挿入します

REUG（裸耳利得）の測定

おひとりおひとりのお耳は形が皆様異なります。その個人の差を測定します。REUGについての詳しい解説はこちら。ちなみにどの補聴器もこのREUGは平均値がデフォで設定されています。せっかく自分用補聴器を作製するのでこういった細かいところも自分用にカスタマイズしたいですよね！

REAR(Real-Ear Aided Response)の測定と補聴器の調整

詳細な説明は割愛致します。「下記動画の冒頭16秒を計6回聞くと調整完了」と覚えておけばOK

REMは終了！補聴器の効果測定を実施して終わりです

オーティコン　インテントを試聴してみませんか？

2024年6月6日発売　オーティコン補聴器第三世代AI補聴器「インテント」を試聴してみませんか？現在、ご試聴用の補聴器のご用意が整っております。試聴器の在庫がなくなり次第、入荷待ちとなりますのでご希望の方は下記リンクよりご予約をお願い致します。

ご予約はこちらから

ご試聴の際、お願いとご注意点

ご試聴をご希望の場合、お客様をお待たせしないためにも下記の点をお願いしております。ご来店いただいて、試聴できませんでしたとならないようにお客様も事前の準備をいただけると幸いです。

ご来店前に極力耳鼻咽喉科の受診をお願い致します

補聴器は、禁忌八項目という絶対に遵守しなくてはいけない8個のお約束がございます。自己判断せず耳鼻咽喉科の先生に診ていただいてから試聴を開始することをおすすめいたします。

補助金・医療費控除のお手続きはお早めに

試聴が終了しご購入間際になり市区町村の補助金制度や医療費控除のお手続きを開始されるケースがございます。特に市町村の補助金は、対象の方・対象外の方、対象のお店・対象外のお店などルールが市区町村により異なります。極力事前にお客様で役所にご相談いただけますようお願い申し上げます。なお医療費控除は下記サイトをご参照くださいませ。

インテントのお問合せ・在庫確認はメール・LINEが便利

現在、2名で電話のご対応を行っておりますが午前中はお電話が多くつながりにくい場合がございます。インテントのお問合せは電話ではなく、LINE・メールが便利です。お仕事終わりやお休みの日にLINE/メールでぴっと送っておけば、当店が営業時間中にお返事致します😊LINEは公式アカウントを使っています（個人アカウントではありません）

この記事が気になったら

当店では、補聴器のご相談・1か月間無料お試し・補聴器を着けたときの効果見える化を行い、しっかり効果のある補聴器のご提供に努めております。ご相談・ご試聴は無料で行っておりますのでお気軽にご相談くださいませ。

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