いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、スマホレビュー。motorola razr 50を1か月フルで使ってみてよかったところ、悪かったところをレビューしていきたいと思います。各種ベンチマークや写真動画撮影テスト等は他のサイトへどうぞ。当記事では、razr50の日常使いと補聴器への接続性にスポットをあてて記事を書いています。
直近1年で購入したメインスマホ
- 2023年9月 Google Pixel8無印
- 2024年5月 Xiaomi Poco F6 Pro
- 2024年10月 motorola razr 50
買換えにあたりコスパが良くて仕事に使えるモデルを選んでいるつもり。価格は、実質価格つまりポイント還元やMNP特典も含め10万円を超えないこと、それなりのスペックを持っていること、補聴器との接続性が担保されていることが購入条件です。
約1年で3台機種変更。。。
Pixel8
6.2インチで適度に軽い、高性能なSOC搭載で普段使いでは全く困らない、試験運用中ですがLE Audio対応なので「オーティコンインテント」とLE Audioで接続して高音質なストリーミングが楽しめる、特に可もなく不可もないスマホでしたが、若干重量が気になりました。僕は純正ケースを着けるのが好きでGoogleの純正ケースをチョイス。その結果重量が200gをオーバー、片手フリックのときにやや疲れを感じていました。
Poco F6 Pro
Auracast搭載ということで飛びついたスマホ。結局「リサウンド ネクシア」でAuracastの接続を試みましたが、何も接続できず。しかたないのでしばらく使うことにしました。SOCがスナドラ8Gen2なので普段使いのアプリはさくさく動きます。ただ、重量が。。。ケースなしで208g、ケースつけると220gオーバー、画面も大きいのでヒップポケットに入れて自転車乗るとポケットから落ちそうになります。ケースも4個変えましたがどれもしっくりこず。フェリカ非対応なのでpixelウオッチも購入する必要がありました。
motorola razr 50に求めること
〇重量
ケースなしで188gと許容範囲内 今回はリセールバリューを無視して裸持ちにすることにしました
〇スペック
スタレ、原神など重いゲームは普段やらないのでLINE・メール・銀行アプリなどが普通に動けばOK
〇フェリカ対応
これないと電車・バスが非常に不便
〇サイズ感
穴ポケットに入れてもかさばらないこと
〇補聴器との接続性
motorolaならおそらくASHAは対応だと思う、LE Audioも対応だと嬉しい
以上がrazr50に僕が求めること、これをほぼ下調べなしでIIJへ注文をしました。
価格とスペック
すでに色々なレビューサイトや動画でスペックは紹介されているので詳しくはそちらをどうぞ。それだけだと寂しいので一応スペック表をのせておきます。
| 発売日 | 2024年9月24日 |
| サイズ | 約73.99(W)x171.3(H)x7.25(D) (mm) |
| 重さ | 約188g |
| OS | アンドロイド14 |
| SOC | MediaTek Dimensity 7300X |
| メモリ | 12GB |
| 内蔵ストレージ | 512GB |
| ANTUTUベンチ | 約680000 ※ソースはこちら |
| バッテリー | 4200mAh |
| 充電 | 30W TurboPower™ チャージ対応 |
| ディスプレイ | 6.9インチ2,640×1,080 (FHD+) 22:9 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi 6E |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| デュアルSIM | 物理sim1枚+esim |
| 防水 | IPX8 |
| 対応バンド | 5G: n1/3/5/28/41/66/77/78 LTE: B1/2/3/4/5/7/8/11/12/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42/66 |
| その他 | フェリカ対応 |
| 補聴器 | ASHA対応 LE Audio対応 |
画面の大きさから考えるとかなり軽い部類に入ります。片手持ちでも苦になりません。POCOの時は重量で苦労しましたが、razr50に変えてからスマホの重さから解放されました。
〇価格
| 購入経路 | 販売価格 | 備考 |
|---|---|---|
| メーカー直販サイト | 135,801円 | |
| IIJ mio | 89,800円 | MNP（乗り換え） |
| Xprice | 120,040円 | 価格.com調べ |
| ヨドバシ.com | 135,800円 |
僕は、楽天モバイルで通信専用に使っていた1回線をIIJにMNPして89,800円で購入しました。もっとお安くrzar50を手に入れたい方はソフトバンク版のrazr50sというモデルを選択することありですが、1年で返却が必要（返却しないと3199円の分割金を3年支払う必要あり）、安心保証パックなど必須オプションに入る必要あり、月々の回線使用料が高いソフトバンクのメイン回線に加入する必要があります。最初のイニシャルコストは安く見えますが、月々の支払が高額になりますので、razr50を狙っている方はIIJがおすすめです。（月額も安いですし）
razr50を選んだ7つの理由
今回は1か月使ってたレビュー記事なので本体の外観や画面操作については割愛致します。
razr50の良いところ①
ポケットからはみ出ない、ポケットから落ちない
POCO F6 Proの時、一番苦労したのが重量とポケットから落ちることでした。ちょっとコンビニへ、休みの日にちょっとドンキーへ買い物、そんな時僕は結構おじさんなのでスエットで出かけています。POCOをお尻のポケット（ヒップポケット）に入れると端末が浮き上がりちょっとした動作で落ちてしまうことが多々ありました。
僕にとってスエット時のポケット問題が解消したことが一番の幸せでした。休みの日は、スエットしか勝たん！
razr50の良いところ②
閉じたままPayPay
僕はPayPay経済圏にどっぷり浸かっていますので、お買い物やお支払いはほぼPayPayを使用しています。Razr50は画面を閉じたまま、指紋認証すればアウトディスプレイにPayPayのアプリを起動できるので手のひらサイズでPayPayのアプリを使用できます。
よく使うPayPay、ラインワークス、LINE、Xは頻繁に使うのでアウトディスプレイに配置しています。これならスエットのポケットから出して電源ボタンに指紋を当てればすぐにアプリへアクセス出来ます。
補聴器アプリはアウトディスプレイで使える？？
アウトディスプレイに補聴器アプリを配置して、ここで音量やプログラム切換えが出来たら便利そうですよね。フォナックとオーティコンのアプリを配置して検証してみました。
PHONAKのマイフォナックアプリは、プログラム切換えとミュートは使用可能、ボリュームは画面外に隠れてしまい使用不可でした。メインディスプレイでアプリのお気に入り（☆マーク）に音量を上げたプログラムを入れておけば簡易的にボリュームとして利用できそうです。
オーティコン コンパニオンアプリはボリューム、プログラム切換え共に全くだめ。辛うじてスピーチブースターとイコライザーだけ使用できました。これならスマートウオッチで操作したほうがよさそうですね。
razr50の良いところ③
画面を起こしてYoutube
自分の自宅にはテレビがありません。見ないので捨てました。情報収集はもっぱらYoutube。討論番組からダンス、車系・二郎系・大食い系Youtuberなど様々な方が無料で僕たちを楽しませてくれます。休みの日、ラジオやBGMがわりにYoutubeをつけていることが日常茶飯事になっています。
razrのいいところは、ディスプレイを半分起こすと上部ディスプレイが動画視聴用、下部ディスプレイがおすすめ動画やコメント欄などにわかれます。これはテーブルの上にスマホをおいて動画を見ながら次に見たい動画を探したり、面白いコメントを読むのにとても便利。平置きして画面を見続けると首や肩にも負担がかかりますが、razrならある程度首の高さを保てます。健康にもrazrはいいかもです。
パソコンの脇に置いてXやLINEをチラ見するときも半折れ状態で使うと見やすいのでお気に入りです。
razr50の良いところ④
裸持ち（ケースなし）で使用できる
POCOやPixel8の時は、重いから手が疲れて落とす・ポケットからはみ出して落とす→画面が割れるのが嫌なのでケースをつける→さらに重くなる→重いのでバンカーリングをつける→さらに重くなる という負のスパイラルに陥っていました。
razrも含めAndroidはiPhoneと比べてリセールバリュー（中古買取価格）も安いので今回は割り切って裸持ちにしました。これが大正解！
軽くて折りたためるからヒップポケットに入れる→折りたたんだ状態で取り出せる→PayPayなどアプリはアウトディスプレイで使用できる→小さいから落とさない→だからケース不要→だから軽い という好循環が生まれました。ケースを購入するお金も節約できます。
またRAZRはアウトディスプレイの反対側面はレザー調になっていますので光沢面故の擦り傷が発生しません。擦り傷があると気になりますので目立ちにくいベージュ系の色を選択しています。
razr50の良いところ⑤
補聴器とLE Audioで接続できる
最新のBluetooth Audio「LE Audio」で補聴器とペアリングできるので、補聴器でも高音質な音声を楽しめます。僕の外耳道は細く縦長なため、各種ワイヤレスイヤホンがすぐに外れてしまいます。そのため、お休みの日は補聴器をイヤホン代わりに使っております。
▼LE Audioについては過去の記事をご覧ください。
【検証】次世代LE Audio搭載補聴器と従来型がどう違うか、実耳測定で比較してみた Bluetooth比較視聴
少しづつLE Audioが使えるスマホが増えてきていますが、GalaxyのSシリーズやGoogle Pixelシリーズなど機種が限定されていました。このrazr50も試験運用中ですがLE Audioが利用できます。
razr50の良いところ⑥
付加機能もりもり
不可機能というより普段使いするために「出来ればあるといい」機能がしっかり盛り込まれています。この価格でこれだけの機能が搭載していれば文句のつけようがありません。
- フェリカ（おサイフ）
- PD充電 30W
- 無線充電
- 防水 IPX8
- ユーザー切り替え（ISLANDなしで使える）
出来ればXiaomiのようなデュアルアプリが欲しかったのですが、ISLANDをインストールすれば一応対応できるからよしとしています。自分はDROPBOXを多用するのでDROPBOXのアプリが2個インストールされていると作業性がものすごくアップします。
razr50の良いところ⑦
折ったまま動画撮影できる
カメラアプリを起動してスマホを90°折ると動画撮影モードになり、昔の家庭用ビデオカメラみたいな状態で撮影できます。僕は別に動画撮影にこだわりはありませんのでこれが出来たからといって特に響くものはありません。ただ、撮影している時に人とちょっと変わった撮影方法なのでちょっとドやれるのではと思っています（笑）
以上６項目がrazr50のお気に入りポイントです。半分に折りたたみサブディスプレイでアプリの簡易操作ができ、ポケットへの収まりが「たためないスマホ」より劇的に改善するのは唯一無二の存在。これから長く使っていきたいスマホです。
その他
僕はあまりカメラ性能を重視しないのでそれなりに映ればOK派なんですが、立川駅からIKEAに繋がるグリーンスプリングス付近がライトアップしてましたので夜景撮影をしてきました。iPhone15とrazr50で同時に撮影しています。写真の画質など蘊蓄は僕はわかりません。ご参考までに。
適度なスペックで付加機能もりもり、アウトディスプレイに折りたたんでポケットに入れられる大型画面スマホ、僕が必要としていた機能がほぼ全部そろったスマホに仕上がっており、久しぶりに長く使えそうなスマホに出会えました。バッテリー持ちとSOCについてネガな記事や動画を拝見しましたが、実際使ってみると普段使いでパワー不足やバッテリー不足に陥ったことはなく、特に問題なく使用出来ています。これからもmotorola razr50を愛用していきたいと思います。
最後に
当店は、補聴器とその周辺機器で聞こえにお困りの方へ生活改善が出来る情報を発信しています。これからも補聴器ユーザー様が便利に使えるアイテムを紹介してまいりますので引き続き応援宜しくお願い致します。今回は最後までお読みいただきありがとうございました。
補聴器/スマホメーカー様へ
こちらのmotorola razr50含め当サイトに掲載しているガジェットはすべて自腹購入しています。個人で購入するには限界もあります、メーカー様からのご提供、レビュー案件お待ちしております♪
