2018年より補聴器用電池が無水銀に切り替わりました。当店の店頭ではシーメンス・シグニアの補聴器用電池をおすすめしております。本日、シーメンス・シグニアの営業さんより「無水銀」と「有水銀」の差について資料をもらいましたのでこちらのブログでご紹介したいと思います。
品番の違いについて
ヤフーショッピングをご覧のお客様よりよくいただく質問です。
Q:S312(エス312)が欲しいのだが、シグニア電池には312しか記載していない。互換性はあるのか?
A:312という品番が一致していれば問題なくご利用いただけます。シーメンスの商品は電池の品番(312や13など)にSをつけて品番にしていました。現在は、10、13、312、675の表記に変更しています。
水銀ありと水銀なしの容量の比較
下記はシーメンス・シグニアからいただいたオフィシャルなデータです。水銀なしと水銀ありを比較すると水銀なしでもほぼ同等の性能を持っていることがわかります。PR44に関しては、水銀なしのほうが「持ちがよい」ことが記載されています。無水銀化は世界のトレンドで、ヨーロッパでは2015年に有水銀電池は販売終了+完全切替え、アメリカでも2009年から無水銀化をしております。
サイズ | 新電池容量%
(現行品比) |
|
IEC「ハイパワー」テスト
(条件3mA/12mA, 2H/0.1S, 12H/D to 1.05V) |
10A | 100% |
312 | 99% | |
13 | 100% | |
675 | 114% | |
IEC「ワイヤレスストリーミング」テスト
(条件3mA/5mA, 1H/15min, 12H/D to 1.1V) |
312 | 128% |
13 | 126% |
ワイヤレスストリーミングとは
iPhoneやアンドロイド、テレビ、iPodなどと補聴器を無線で接続し音楽や動画音声をお楽しみいただく機能のことです。made for iPhone対応補聴器がその代表で各メーカーから色々な補聴器が販売されています。
水銀を使わない電池は最新技術で、補聴器のストリーミングに定義されている新規IEC標準を満たす唯一の電池となっています。IEC標準の主要基準は、ノンストップで15分ストリーミングできることです。この15分間に、電池からは大電流が引き出されます。電池がこの目的に合わせて特別に作られていなければ、補聴器が停止するか、部分的に中断する可能性が高くなります。(フォナック社WEBサイトより引用)
当店実店舗のお客様の声
当店実店舗は店頭でシグニア補聴器用電池を販売しております。当店と10年ほどお付き合いさせていただいているお客様より「シグニア電池がばっちりだった」とお声をいただきましたのでご紹介させていただきます。
- 現在50代
- スターキー 3シリーズ 耳あな式補聴器を使用
- 電池はPR41(312)を使用
- スターキーの電池をずっと愛用されていましたが、価格が若干高いのでシグニアを試すことにしました。
- 1日 13時間以上補聴器を使用
- スターキー純正電池 6~7日で電池が切れる
シグニア電池に変えてからいかがでしょうか?
スターキーと同じくらい、もしくは半日ほど長持ちする気がします。また、たまにですが以前使っていた電池は極端に寿命が短い時がありましたがシグニアの電池は現在そういったことはなく安定して使えています。
コスパはいかですか?
今までスターキーの純正を432円(税込)で購入していました。シグニアは300円以下で購入できるのでとても助かっています。
電池の変更について何かひとこと
補聴器メーカーの純正品に拘っており、安い電池は寿命が短いと思っておりました。実際使ってみてまったく問題ないので今後はシグニア補聴器用電池を使っていきたいと思います。
まとめ
いかがでしたか。水銀ゼロの電池は一部で「持ちが悪い」というお声をいただくことがありましたが、メーカー好評の数値・実際使っているお客様のお声を聞くと特に大きな違いはありません。立川補聴器センター実店舗、Yahoo!店共に自信をもってシーメンス・シグニア電池をおすすめいたします。
ただいまシーメンス・シグニア補聴器のキャンペーンを実施しております。補聴器本体も2018年9月28日までギリギリ価格でご紹介しておりますので、シーメンス・シグニア補聴器をご検討の方はぜひ当店をご利用くださいませ。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
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