シグニア補聴器「X」 試聴器入荷！ 2020年8月18日発売/signia/experience/モーションセンサー/Xセンサー

シグニア補聴器より新しい補聴器「シグニアX」が2020年8月18日に発売されました。早速試聴器が入荷いたしましたので簡単な記事をアップしたいと思います。

メーカー：シグニア補聴器（シバントス株式会社）
補聴器名称：X（エックス、エクスペリエンス）

前モデルPure　NXと比較し補聴器本体が少しスマートになりボリュームボタンが復活しました。今いる環境を100種類に分類し最適化するXセンサーを搭載、歩いている・座っている・立って会話をしているなど装用者様の動きを読み取るモーションセンサーを新たに搭載いたしました。

シグニアXのラインナップ

補聴器の形状が3種類、グレードが5種類、合計15種類のラインナップから構成されています。

シグニアXの形状

形状	形状の名称	特徴
	スタイレット	充電式細身の耳かけ型補聴器でスタイル重視の形状です。充電器にバッテリーを内蔵しているので持ち運びや旅行の時も安心です。
	Pure（ピュア）	充電式操作性を重視したスタンダードな形状のRICタイプです。
	Pure312 （ピュア312）	電池式 PR41(312)電池を使用する従来と同じタイプの耳かけ型補聴器です。今回のXは両耳間の通信量の増加などに伴い電池寿命が短くなっています。（1粒50～70時間）

シグニアXのグレード

グレード名	調整ハンドル数
7X		3年修理保証・2年紛失保証
5X		3年修理保証・2年紛失保証
3X		2年修理保証・1年紛失保証
2X	日本未発売
1X	日本未発売

メーカーカタログは、こちらをクリックするとご覧いただけます。

新しい生活様式に対応する「マスクモード」搭載

covid-19の流行によりマスクをして会話をすることが一般的となりました。マスクをすると声がこもって聞こえ「聞き取りにくく」なります。これは、2KHz～7KHzの音がマスクの影響で減衰し聞き取りしにくくなることが研究結果からわかっております。

シグニア「X」は、スマホのアプリに接続することで「マスクモード」を利用することができます。これはマスクで失った周波数を補聴器が通常以上に補うことでマスク装着時の聞き取りを向上させる機能です。

以下シグニア公式サイトからの引用です

なぜこのマスクモード機能が今ほど重要なのか疑問に思われるかもしれません。答えは、フェイスマスクと身体的距離の両方が、コロナウイルスの急速に増加する感染率からお互いを保護するために不可欠である一方で、軽度の難聴であっても音声明瞭度に深刻な課題をもたらすということです。

フェイスマスクは、口を覆うことにより、難読症の多くの人が依存する重要な視覚的手がかりを制限するだけでなく、読唇術を含みます。また、音声信号を大幅にこもることも証明されています。これは、通常の聴覚を持つ人々でさえ、マスクを着用している人と話すときに約30％の聴力低下を経験する可能性があることを意味します。