【レビュー】リサウンド充電耳あな型補聴器「ワン」　オトスキャン・REM・非接触充電・MFIなど最新の補聴器トレンドを全注入！

「オーガニックヒアリング」という用語は一般的ではありませんが、おそらく「オーガニックヒアリング」という言葉が指していることは、人間が持つ本来の能力に関連していると思われます。

人間は、聴覚を通じて様々な音を感知することができますが、その中でも特に自然な音や生き物の鳴き声など、人間が生活してきた環境に密接に関わる音に対して、感受性が高い場合があります。このような音を「オーガニックな音」と呼ぶことがあります。

したがって、「オーガニックヒアリング」とは、自然な音に対する感受性が高く、その音によって心が豊かになるような聴覚能力のことを指すかもしれません。

「オーガニック」とは、自然界に存在する有機物を主体とした、化学的な合成物質を使用しない、自然に近い状態での栽培・生産・加工を行った食品や農産物のことを指します。

具体的には、農薬や化学肥料、除草剤などの化学合成物質を極力使用せず、肥料には天然の堆肥や有機質肥料を用いて、環境に配慮しながら生産された食品や農産物を指します。

また、オーガニックの規格は国や地域によって異なる場合がありますが、一般的には生産・加工の過程で遺伝子組み換え(GMO)を行わないことや、動物の福祉に配慮することなどが求められます。

オーガニックの食品は、健康的で安全性が高いとされ、また、環境保護にも貢献することが期待されています。

今回、リサウンドワン充電式耳あな型補聴器をご購入いただきありがとうございます。貴重なお時間をいただき恐縮ですが、今回はインタビュー形式でリサウンドワンのレビューをお伺いしたいと思います。宜しくお願いいたします。

ありがとうございます！実耳（REM）ご希望のお客様、徐々に増えているんですよー。オトスキャン、REMと最新技術を使ったリサウンドワンのお話しをお伺いしてまいります。オトスキャン、REMについては下記記事をご覧ください。

初回、ご来店いただき色々とご相談を致しました。その際、拡張性の高い補聴器を希望と伺い一瞬戸惑いました。

ご心中をお察しします。今回、このリサウンドワンをご提案したのはH様がおっしゃられる拡張性の高さを実装している補聴器だからです。リサウンドワンは、マルチマイクという外部入力オプションがあります。マルチマイクは、補聴器の外部マイクとして使用できますが補聴器の外部入力という役割も担っています。PCやテレビについているイヤホンジャック（3.5㎜）から補聴器に音声を入力することができますし、やる気になればフォナックのロジャーも接続することが出来ます。

またMFI認証もとっていますのでiPhone/iPadとは直接ワイヤレス接続できます。つまり、iPhone/iPadと接続でき、オプションのマルチマイクを使えばイヤホンジャックがあるデバイスならなんでも補聴器に音声送信できる器種なんです。

ご相談の中で「現在の補聴器はフィット感が悪い」と伺いました。3Dスキャンで作った耳あな型はいかがでしょうか。

それがきっかけでオトスキャンを導入している当店にご来店いただいたのですね。オトスキャンは販売元のメーカー曰く（Natus社）お耳の穴の形を90％以上再現できるそうです。印象材（耳型をとる粘土）では、皮膚が柔らかい方だと圧がかかった時に太く採取出来てしまい、それを元に耳あな型補聴器が設計されてしまうと現物の耳穴より太く作れてしまいます。それが原因で着け心地の悪い、異物感のある耳あな型補聴器になってしまうことがあります。

音質、聞き取りは国産補聴器から変えて違いはありますか？

なるほど、H様するどい！！リサウンドの補聴器は、ダイナミックレンジが広く設計されており幅広い音を拾うことが出来ます。リサウンド補聴器のダイナミックレンジは116dBで業界最大と言われております。（他社比較のエビデンスはありません。メーカー曰くです）

ダイナミックレンジとは、音声や画像、ビデオなどの信号処理において、最も弱い信号と最も強い信号の間の差を表す指標です。

例えば、音声の場合、ダイナミックレンジは最も静かな音と最も大きな音の間の差を表します。ビデオの場合、ダイナミックレンジは最も暗い部分と最も明るい部分の間の差を表します。

ダイナミックレンジが広いほど、信号の情報量が多くなり、より詳細な情報を表現することができます。一方で、ダイナミックレンジが狭い場合は、信号の情報が限られているため、情報の欠落や歪みが生じる可能性があります。

チャットGPTの説明をイラストにしてみました

お買い換えにあたり、電池式から充電式になりました。お仕事をされている方は電池式をお選びになるケースが多いのですが、充電式になりご不便はありませんか？

iPhoneなら画面をタップするだけで補聴器の充電残量を確認できるので便利ですよねー^-^

補聴器に内蔵している充電用バッテリーは大きくわけて2種類あるそうです。PR41（312）電池サイズのバッテリーとPR48(13)電池サイズのバッテリーがあります。PR48サイズのほうが充電できる量が多いです。

モバイルバッテリーをアマゾンで選ぶとき〇〇mAhと記載がありますよねー。〇〇が多いほど長時間稼働できる指標になっています。

充電式補聴器の内蔵バッテリーはおおよそ3年でフル充電80％ほどまで低下致します。スマホやワイヤレスイヤホンも同程度だと思います。バッテリー交換は補聴器の分解を伴うため「医療機器修理業者」を取得していないと交換が出来ません。（ワイヤレスイヤホンのようにDIYしてはだめ！）

以上の理由で交換するときは、必ずメーカーへ修理に出す必要があります。交換費用はリサウンドの場合、片耳17,600円です。

充電式耳あな型補聴器をリリースしている3社のバッテリー交換費用を比較しました。リサウンドはかなり良心的な価格設定（バッテリーの交換費用）になっています。

リサウンドワンは、一見補聴器には見えない、ワイヤレスイヤホンのようなデザインになっています。また、お耳の外に飛び出る部分が大きくなってしまう仕様です。国産メーカーの電池式補聴器と比較してもサイズは大きめですが何かご意見ご感想はありますか？

カラーはブラックをお選びになっています。何か理由はありますか？

カラーの件、メーカーに申し送りいたします！GNさん、この記事ご覧になりましたらぜひご検討を！

H様のレビューを簡単にまとめたいと思います。

H様、レビューをいただき誠にありがとうございました。最後にメーカー「リサウンド」に対し何か一言お願い致します。

すっ、するどい😅ご意見ありがとうございます！確かにタイプC法案が迫ってますのでタイプCに統一するべきですよね。iPhoneも15でタイプCになりそうなので。GNさん、お客様のご意見ですよーーー🔊

H様、本日はお忙しい中インタビューにお時間をいただきありがとうございました。今後もメンテや調整などフォローを行ってまいります。引き続き宜しくお願いいたします！