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リサウンド「ワン」「ワンマリー」がハンズフリー通話を実装 手放しで通話・LINEが使えます

いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。

本日はリサウンドの補聴器「ワン」「ワンマリー」のアップデートについてご紹介いたします。リサウンドの「ワン」「ワンマリー」は2020年8月にリリースされた耳かけ型補聴器です。発売当初からメーカー資料にハンズフリー通話に対応と記載がありましたが、やっと実装されました。iPhoneを口元に近づけなくても補聴器に搭載しているマイクでご自身の声を集音するので手放しで電話・LINE・Facetimeがご利用いただけます。

ハンズフリーを実装するには

iPhoneと補聴器をペアリングしてもそのままではハンズフリーをご利用いただけません。補聴器本体のファームウエアをアップデートします。また販売店の補聴器調整ソフト(フィッティングソフト)も最新版にアップデートしておく必要があります。当店ではこの最新版フィッティングソフトをいち早く入手、リサウンド「ワン・ワンマリー」のハンズフリー通話が出来ることを確認しました。

アプリでもアップデートできますが。。。

リサウンドのiOS用アプリ「スマート3D」に補聴器をアップデートするメニューがあります。ここからアップデートもできますが、サーバーへの負荷を低減するため国ごとに順番でアプデできる仕組みになっているそうです。補聴器のファームウエアをアップデートする際はご購入店にお願いしたほうがよさそうです。

アップデート後

補聴器を最新版ファームウエアにアップデートするとスマート3Dには「ソフトウエアバージョン9.60.1.0」と表示されます。スマート3D>マイリサウンド>補聴器のアップデートの順に開くと現在のソフトウエアバージョンが表示されますので上記番号になっているか確認しましょう。

マイリサウンド>補聴器のアップデートをタップ
ソフトウエアバージョン9.60.1.0を確認

ワン・ワンマリー以外は。。。

2018年モデル「リンクスクアトロ」「エンツォクアトロ」シリーズは残念ながらアップデート後もハンズフリーが利用できません。ハンズフリーは2020年モデル「ワン・ワンマリー」のみに搭載されている機能のようです。残念。。。

ハンズフリーはかなり便利!

AirPodsプロに代表されるワイヤレスイヤホンはハンズフリーが当たり前、補聴器もやっと同等の機能が実装されました。フォナックの補聴器はbluetoothの接続方式が異なるのでハンズフリーが以前から利用できましたが、リサウンド・オーティコンなどMFIヒアリングデバイスから接続する補聴器はハンズフリーが使用できませんでした。

補聴器メーカーさんは電話でやり取りすることが多いので電話している時間、片手でキーボード操作をしていましたが、ワン・ワンマリーがハンズフリーに対応したので補聴器で電話しながらPC操作ができるようになりました。車の運転時もスマホを操作しないで運転が出来ます。

ファームウエアアップデートに追加料金はかかりませんので(お店様によりますが)、補聴器購入店様がリサウンドのフィッティングソフトを新しいバージョンに更新したら補聴器も更新してもらいましょう!