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3月25日にオーティコンよりiPhoneのアップデート後、補聴器とiPhoneのペアリングが解除される事象が報告されました。iOS15.4、iPadOS15.4にアップデート後、補聴器にiPhoneの音声が送信されない、OSアップデート後にペアリングが頻繁に切れる場合。下記操作の実施をお願いいたします。
- iOS15.4アップデート後、iPhoneを再起動すると、再起動後オーティコンONアプリからペアリング済み補聴器が認識されない事象が報告されており、一度ペアリングを解除いただき、再度ペアリングを実施する必要があります。(再ペアリング前にONアプリを起動するとペアリングを必要とするメッセージが表示されます)
- 補聴器とオーティコンオンアプリとの接続切れが生じた場合にも、補聴器本体の動作には影響はございません。
- オーティコンONアプリがペアリング済みの補聴器を認識しない場合でも、iPhoneの「設定アプリ」からのヒアリングデバイスメニューから補聴器を操作し、ストリーミングなどの機能を実行することが可能です。
- ただし、MFiメニューのショートカット(電源ボタンまたはホームボタンのトリプルクリック)を有効にすることはできません。ヒアリングデバイスのメニューにアクセスするためには、通常の設定メニューを経由しアクセスいただく必要があります。
この記事でわかること
iOS15.4へアップデートをされた後、この事象が認められた場合は、オーティコンONアプリとの再接続を行うための以下の操作をお願い致します。
1) 設定→アクセシビリティ→ヒアリングデバイス→接続済み補聴器をタップ→「このデバイスのペアリングを解除」をタップしてペアリングを解除
2) 補聴器とiPhoneの再ペアリングを実施
A) 補聴器を再起動しペアリングモードにします。電池式:電池蓋の開閉、充電式:本体のボタン(2つあるタイプは下ボタン)を3秒長押しで電源切、2秒長押で電源入
B) iPhoneに近づけ補聴器を検出します。検出された補聴器は、iPhoneのリストに表示されます。
C) 補聴器をタップし『接続』表示されると再ペアリング完了です。
※補聴器を2台お持ちの場合、左右同時又はそれぞれ再度ペアリング接続が必要です。
上記内容は、オーティコンからの届いた販売店向けの通知から引用致しました。簡潔にまとめるとiOSアプデ後に補聴器とiPhoneのペアリングが切れるので再度ペアリングしてくださいということです。急にiPhoneの音声が聞こえなくなったら補聴器故障を疑う前に再ペアリングを実施してみましょう!
iOS15.4のiPhoneとAppleWatchを連携させた際、AppleWatchのコントロールセンターからヒアリングデバイス(補聴器)を開くとボリュームやプログラム切り替えができない事情も発生しています。オーティコンユーザーの「考える人」様からの情報です。
こちらも15.4の弊害なのでしょうか。新しい情報が出ましたらこちらのブログでお伝えいたします。筆者は本日AppleWatchを購入してこの事情を確認しました。ちなみにiOS15.3だと正常に動いています。
画像提供:オーティコン補聴器テクニカルサポート様
次のOSアプデを待つしかないようですね。。。